スタッフクレジット

2020.9.25 ROADSHOW

Introduction

2120 年 

人類は 自らが引き起こした新型細菌ウィルスにより 

徐々に地上では生活が出来なくなり 

やがて滅んでいった

 

 

1720 年のペスト
1820 年のコレラ菌
1920 年のスペイン風邪
2020 年の新型コロナウィルス

 

 

100年ごとの地球からの警告に対し

我々人間は聞く耳を持たず学習もせず

自ずと破滅への道を辿った

 

そんな終末世界を孤独に生きる男女がいた・・・

2020年8月末、安藤裕子の4年半ぶりの新アルバム「Barometz」収録曲の最新ミュージックビデオ「一日の終わりに」を齊藤工が監督し話題となった。

7分半のMVから、25分のショートフィルムとしてあらたに誕生した『ATEOTD』は、安藤裕子による楽曲と絵から放たれる唯一無二の世界観と齊藤工のイマジネーションの交点といえる物語。

100年に一度の疫病が蔓延する終末世界を舞台に、家族も失い天涯孤独の身でただ一日一日を生きる男女を演じるのは、話題作に次々と出演中の実力派俳優・門脇麦、宮沢氷魚。自身もまた疫病に蝕まれてゆく運命を背負いながらも、儚い夢に希望を見出す孤独な若者たちの姿が繊細に表現されている。

Story

2120年。人類は、自らが引き起こした新型細菌ウィルスにより滅びゆく運命を辿っていた。

終末世界の片隅、生命活動が許されたシェルターのなかで、生きる意味を見失いながらも日々孤独に暮らす女(門脇麦)と男(宮沢氷魚)。

ふたりとも微かな両親の記憶はあるもののほかには誰にも会ったことがない。

そんな「個」として生きるふたりの唯一の希望は、一日の終わりの刹那、この世界のきっと、どこかにいるかもしれない“あの人”を想うことだったーー。

Cast / Staff

門脇 麦

Mugi Kadowaki

2011年に俳優デビュー。14年、映画『愛の渦』のヒロイン役で第88回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞をはじめ数々の新人賞を受賞。主演映画『止められるか、俺たちを』(18年)で第61回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。近年は、映画『さよならくちびる』(19年)やNHK大河ドラマ『麒麟がくる』ではヒロイン・駒役で出演中。21年に主演映画『あのこは貴族』の公開が控えている。

宮沢氷魚

宮沢氷魚

Hio Miyazawa

米国・カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。2015年 第30回『MEN ’S NON-NO 』専属モデルオーディションでグランプリを受賞しモデルデビュー。17年、ドラマ『コウノドリ』で俳優デビュー以降、ドラマ「偽装不倫」(19年)、初主演映画『his 』(20年)など、話題作に次々と出演。
20年9月17日(木)~23日(水)舞台「ボクの穴、彼の穴。」(東京芸術劇場プレイハウス)に出演する。

©️Takumi Saitoh

音楽・絵

安藤裕子

Yuko Ando

2003年ミニアルバム「サリー」でデビュー。類い稀なソングライティング能力を持ち、独特の感性で選ばれた言葉たちを、囁くように、叫ぶように熱量の高い歌にのせる姿は、聴き手の心を強く揺さぶり、感情の渦を巻き起こす。物語に対する的確な心情描写が高く評価され、多くの映画/ドラマの主題歌も手がけている。14年には、映画『ぶどうのなみだ』でヒロイン役に抜擢され、大きな話題を呼んだ。18年にデビュー15周年を迎え、初のセルフプロデュースとなるアルバム「ITALAN」を発売。19年7月にはドラマBSテレ東土曜ドラマ9「W県警の悲劇」の主題歌として新曲「鑑」が配信リリースされた。20年2月に斎藤工監督作品『Life in a box』へ出演し多くの反響を呼んだ。8月26日には待望となるオリジナルアルバム「Barometz」をリリースした。

齊藤工
©︎Takumi Saitoh

原案・脚本・監督

齊藤 工

Takumi Saitoh

長編初監督作『blank13』(2018年)が国内外の映画祭で8冠獲得。 HBOasia制作FOLKLORE『TATAMI』(18年)に続きFOODLOREに『Life in a Box』(20年)で日本代表監督として参加企画・脚本・監督等の『COMPLY+-ANCE』が公開再開。『孤独な19時』(監督:園子温)、『8日で死んだ怪獣の12日間の物語』(監督:岩井俊二)、『糸』(監督:瀬々敬久)が公開中。主演作『シン・ウルトラマン』(企画・脚本:庵野秀明、監督:樋口真嗣)、監督作『ゾッキ』が21年公開予定。また、移動映画館「cinéma bird」を主宰するほかリモート映画プロジェクト「TOKYO TELEWORK FILM」やミニシアター支援活動「Mini Theater Park」を始動するなどマルチに活動している。

Theatre

<その他の劇場>

2020年9月26日(土)-10月1日(木)

<特集上映・映画祭>

【愛知】シネマスコーレ
齊藤 工 作品集[A]プログラム

2021年7月24日(土)、26日(月)、28日(水)、30日(金)

【宮城】ショートピース!仙台短篇映画祭 10年目の齊藤 工

2021年9月19日(日)16:10 

Feature

Music Video

安藤裕子「一日の終わりに」

監督・脚本:齊藤 工

出演:門脇 麦 宮沢氷魚

通常盤ジャケット

Barometz

安藤裕子の4年半ぶりのオリジナルアルバムは、夢のように優しくてロマンチックなラブストーリー集。

ジャケットには、“羊のなる木”という神話として語られている「バロメッツ」を描いている。

2020年8月26日(水)発売
タイトル:「Barometz」

通常盤 PCCA-04958/¥3,000(本体価格)+税

Loppi・HMV限定盤(豪華ハードカバーブック 特別パッケージ仕様)BRCA-00110/ ¥4,000(本体価格)+税

Special Interview

斎藤 工 × 安藤裕子 スペシャル対談

 

ATEOTD制作の経緯から、ふたりの一日の終わりまで、さまざまなエピソードを動画とテキストで公開しています。

 

こちらから

 

齊藤工監督

Event Report

2020年9月26日(土)、大分・別府ブルーバード劇場の50周年記念興行として開催中の「斎藤工祭」のため現地に駆けつけた齊藤 工監督。

現地での『ATEOTD』上映舞台挨拶の模様を、東京都内でおなじく『ATEOTD』の上映が終了した直後のイオンシネマ板橋に、イオンシネマとしては初の試みとして、ZOOMで生中継と言う形で、2箇所同時舞台挨拶を開催し、満席の両会場を沸かせました!

こちらから